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PhonoARAYフォノアレイ

2024年 冬 新製品・レコードプレイヤー専用設計ノイズポンプ
12/1より予約受付開始
(12月下旬デリバリー開始予定)

レコードプレーヤー専用として、長年に渡る開発を経て誕生した第4弾「ノイズポンプ」です。

 他のノイズポンプシリーズと同様に、ケーブルのノイズ吸収技術「アレイテクノロジー」をベースに開発。しかしながら、今回は非常に出力の小さいカートリッジからの繊細な信号を保護する上で特化した設計を要するため、かなり長い開発期間を経て完成しました。アースケーブルに接続することで、トーンアームやプレーヤー周辺に「発生・侵入・蓄積」したノイズを吸収します。

ノイズポンプシリーズの集大成をぜひご体感ください。

ノイズポンプとは?

 プラグの接点などインピーダンス変化の大きい箇所において、信号の一部が元の送られてきた方向へ反射し、ノイズとなる「信号反射」。この反射ノイズをアレイ線という追加配線で吸収・減衰して伝送の正確化を図る技術が、コードカンパニーのアレイ テクノロジーです。

 これを応用し、音楽・映像機器内部のノイズ吸収に特化したアクセサリーとして2019年にGroundARAY、2020年には電源対策用のPowerARAY、2021年にはフラッグシップとしてPowerARAY Professional が登場。そして2024年、レコードプレーヤー用にPhonoARAY ( 本製品 ) が登場しました。

 レコードからネットワークオーディオまで、多様な再生環境で効果的なノイズ対策を可能としています。

ノイズポンプ シリーズ 全種

 またこのシリーズは全く同じ原理を採っているため、併用時も ( 互いの作用がぶつかることなく ) 相乗効果を発揮します。

PhonoARAYとは

 レコードプレーヤー周辺のノイズ吸収専用に設計。トーンアームやプレーヤーのシャーシを経由して、フォノイコライザーやその他周辺機器に侵入するノイズを減衰します。

 フォノケーブルのアース線やシャーシのアース線と、フォノイコライザーのアース端子との間に接続して使用します。

 

 

接続イメージ

 両端の端子は内部で直接繋がっており、そこに素子も接続されています。そのためアース経路の途中に挟み込むフィルターや回路等ではなく、アースにのみ「触れる」ことでノイズを吸収する設計です。回路等には直接手を加えない設計とすることで、動作不良や特有のキャラクター付け等のリスクを徹底的に排除しています。

 この原理は他のノイズポンプシリーズと同様ですが、今回は非常に出力の小さいカートリッジからの繊細な信号を保護するために大容量設計かつ特化した設計となっています。

 ケースには切削のアルミニウムを採用。これは内部のシールドと共に素子を外部ノイズから保護しており、製品自身がノイズを拾うアンテナとならぬよう、またノイズ吸収機能を損なわぬよう、万全の対策を施しています。

 また、ケース内は振動吸収に優れた素材で満たされており、共鳴対策も万全です。お使いの機器や接続方法によって効果も異なってきますので、様々なパターンでお試しください。1週間のお試し貸出し対象モデルです

各ノイズポンプの特徴と使い分け

名称接続先特徴
GroundARAY機器の空き端子機器内の微細なノイズまで迅速&確実に吸収すべく、機器の信号グラウンドに最も接近可能な空き端子に直接アクセス ( ケーブルを要さずに接続 ) する設計。
●信号グラウンドにのみ作用し、ノイズを吸収、熱に変換・発散します。( 信号回路に直接触れていない=動作不良や特有のキャラクター付けを防ぐ )
PowerARAY電源の空き端子●ケーブルを用いずに単体で接続する設計。
各端子別にそれぞれの素子につながっており、効率良くノイズを吸収、熱に変換・発散します。
PowerARAY
Professional
電源の空き端子●上記PowerARAYと同じ原理を採用しつつ、100~200Vという強大なパワーに含まれるノイズに、さらに余裕をもって対応する大型設計。これに伴い、ケーブルによる接続を採用
●サイズや価格等の制約無しに「理想」を追求したフラッグシップ ノイズポンプです。
PhonoARAY
( 本製品 )
フォノケーブルのアース線など●レコードプレーヤー専用設計
●レコードプレーヤーの繊細な出力に対応する新設計

ラインナップ

価格 / 1個 ¥220,000 ( 税込 )
専用ケーブル1本付属

スペック

サイズ
( 幅×奥行×高さ )
170mm × 60mm × 60mm
( 端子部分込み )
重さ600g

使用例

(随時追加予定)

ノイズポンプシリーズ吸収する「ノイズ」の正体と発生源

 オーディオ・映像機器に影響を及ぼす「ノイズ」にも、 様々な種類があります。人間の可聴帯域で普通に雑音として聴こえるもの、例えば「ブーン」といったハムノイズ ( 主に50 ・ 60Hz の低周波な電気的ノイズ / 以下、低周波ノイズ ) の対策をすると気持ち良く音楽再生ができることは、特にレコード好きの方はご存じのことと思います。

 しかし近年急激に進歩したデジタルの世界は、低周波ノイズ ( ハムノイズ ) とは別次元に強力なノイズをもたらしました。それは今や私たちの生活に欠かせない携帯電話 ・ スマートフォン ・ Wi-Fi ・ Bluetooth ・ LEDの照明機器・ スイッチング電源など 、様々な電子機器が発する高周波な電気的ノイズ ( 以下、高周波ノイズ ) です。

 高周波ノイズが厄介なのは、身の回りに溢れていることと同時に、その性質です。「ジッター」等、電子機器の動作上に様々な悪影響を起こし、音楽・映像情報を著しく損傷させているのです。

 「ブーン」と聞こえるハムノイズと違い、遥かに可聴帯域を越える ( 例 : Wi – Fi は 2.4 GHz ) ノイズの影響を、普段の生活では理解しにくいかもしれません。しかし例を挙げると、旅客機の離着陸時に携帯電話の電源を切る、あるいは電波オフモードに設定するのも、高周波ノイズによる運行機器の誤作動 ( 高度計が狂う等 ) を防ぐためです。

 それだけの影響力を持つノイズが、非常に繊細な情報を扱うオーデ ィオ・ 映像機器に無関係な「はずがない」のです。

 コードカンパニーでは、高周波ノイズが音楽・映像信号に与える影響に世界に先駆けて着目し、長年研究を続けてきました。そして、低周波ノイズ(ハムノイズ)と高周波ノイズの両方をシールド(防御)するケーブルの設計を積極的に採用してきました。しかしもっと困るのは、それだけの対策を施しても実は

「高周波ノイズの発生源がオーディオ・映像機器の内部にも存在している」 ということです。

 機器自身が動作することによりノイズが内部で発生、そしてそれが自身だけでなく、他の機器にも電源やアースを介して互いにノイズを送り合っているのです。

開発にあたって

 研究を進めた結果、ノイズを減衰させる手法を見出しました。この技術を「アレイ テクノロジー 」と命名し、同社製ケーブルに搭載する形で2012年に発売しました。

 このノイズポンプシリーズは、アレイ テクノロジーのノウハウを用い、機器内部に渦巻くノイズ吸収の専用品として開発したものです。市場では既にノイズ対策製品が様々なアプローチで展開されていますが、コードカンパニーは「アレイ テクノロジー 」を応用する形で開発に着手しました。そして2年以上の研究期間を経て、この「グラウンドアレイ」が誕生したのです。

 アレイテクノロジーの効果は各パーツのクオリティや組付け精度に大きく左右されます。ノイズポンプは長年にわたる高周波対策とアレイテクノロジーの蓄積があってこそ、誕生したのです。

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