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HOME > 製品 > オーディオケーブル > その他の情報 > テクノロジー解説と社史 > 高周波対策シールドの重要性

 オーディオ・映像機器に影響を及ぼす「ノイズ」にも、 様々な種類があります。人間の可聴帯域で普通に雑音として聴こえるもの、例えば「ブーン」といったハムノイズ ( 主に50 ・ 60Hz の低周波な電気的ノイズ / 以下、低周波ノイズ ) の対策をすると気持ち良く音楽再生がで きることは、特にレコードリスナーの方はご存じのことと思います。

 しかし近年急激に進歩したデジタルの世界は、低周波ノイズ ( ハムノイズ ) とは別次元に強力なノイズをもたらしました。それは今や私たちの生活に欠かせない携帯電話 ・ スマートフォン ・ Wi-Fi ・ Bluetooth ・ LEDの照明機器・ スイッチング電源など 、様々な電子機器が発する高周波な電気的ノイズ ( 以下、高周波ノイズ ) です。

 高周波ノイズが厄介なのは、身の回りに溢れていることと同時に、その性質です。「ジッター」等、電子機器の動作上に様々な悪影響を起こし、音楽・映像情報を著しく損傷させているのです。

 「ブーン」と聞こえるハムノイズと違い、遥かに可聴帯域を越える ( 例 : Wi – Fi は 2.4 GHz ) ノイズの影響を、普段の生活では理解しにくいかもしれません。しかし例を挙げると、旅客機の離着陸時に携帯電話の電源を切る、あるいは電波オフモードに設定するのも、高周波ノイズによる運行機器の誤作動 ( 高度計が狂う等 ) を防ぐためです。

 それだけの影響力を持つノイズが、非常に繊細な情報を扱うオーデ ィオ・ 映像機器に無関係な「はずがない」のです。

 コードカンパニーでは、この影響に世界に先駆けて着目し、 長年研究を続けてきました。そして多くの製品に様々な形状・方式やその組み合わせで幅広く対策を施しています。

ChordMusic SpeakerCable

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