Products 製品情報
SM-7FX は
- スピーカー用スパイク受けの平型モデル
- 先端付近の角度が110°までの鈍角なスパイク、または直径or対角が最大30mmまでの平型脚に対応 (※)
- サイレントマウントテクノロジー搭載 (「解説」項目参照 )
- 低重心設計 (「解説」項目参照 )
- 艶消しブラックとポリッシュ仕上げの2色展開
- 日本製
※ 先端の角度が70°以内の鋭利なスパイクでの使用には、 SM-7X をご検討ください。
ラインナップ
製品名 | SM-7FX |
ブラック 4個1組 | SM-7FX / B4 ¥55,000 |
ブラック 3個1組 | SM-7FX / B3 ¥42,900 |
ポリッシュ 4個1組 | SM-7FX / P4 ¥55,000 |
ポリッシュ 3個1組 | SM-7FX / P3 ¥42,900 |
解説
まず、スパイク脚本来のメリットは
スパイク脚を採用するメリットは大きく分けて2つあります。
- 振動伝達の軽減:機器同士の振動伝達、特にスピーカーからプレーヤー等への、床やラックを介した振動伝達を軽減できる
- 安定した設置:明確な接地により機器のグラつきを防ぐ / いざ発生した共振も素早く止められる ( = ずっと揺れたまま、という状態を防ぐ )
このように機器を安定して設置しつつ振動を効率的にカットできるため、オーディオ・映像機器の設置にはスパイク脚がベストの方式であると考えております。
サイレントマウントシリーズは
スパイク脚ならではの「振動の減衰」と「安定した設置」を最大限に活かすため、下記の2点を重視して設計しました。
- 徹底した低重心設計:スパイクを受け止める高さを極限まで低くし、低重心化によって安定させる ( 横揺れしやすいと、スピーカーの場合はエネルギーが逃げ、ラックは揺れたままになりやすい )
- スパイクを強固に受け止めつつも、スパイク受け自身の振動は抑えて素材特有の音色づけや歪みを排除する:サイレントマウントテクノロジーの開発・採用 ( ソリッドマウントシリーズを除く )
その他、素材や形状に研究を重ねた結果、しなやかな表情、時にダイナミックなサウンドなど、作り手が伝えたい本来の表現を引き出します。
サイレント マウント テクノロジーとは?
→ 金属素材特有の「鳴き」を抑える技術です。
開発当初、スパイク先端を安定して受け止められる強固な素材は、軽く弾くだけでチーンと鳴ってしまう、すなわち共鳴しやすい素材ばかりであることが難関となりました。そしてそれらの試作品では、各素材特有の「鳴き」が音楽にも表れてしまいました。
この「鳴き」を抑えるため、もう1つの金属素材として「キャンセルリング」を裏面に組み合わせ、2重構造とすることで鳴きをキャンセルさせる ( 打ち消す ) 技術が「サイレントマウントテクノロジー」です。スパイクをしっかり受け止めるための「堅牢」と「制振」の両立を可能としています。
付属のフェルトシール
スピーカーのスパイク受けとして使用される場合、音質上は ( 設置場所に関わらず ) フェルトシールの使用は推奨いたしません。
床面の保護等に必要な場合のみ、裏面に貼り付けてご使用ください。
付属の取付補助工具
スピーカーキャビネットの底部等、手が入りにくい場所への設置に便利な専用工具です。製品の側面2か所にある穴に差し込み、位置出しにご利用ください。
スパイク受け交換方法の一例
バールや角材を利用してリフトアップ。てこの原理で無理なくスパイク受けの交換が可能です。機材の転倒や落下、底部の陥没等には十分ご注意ください。
スペック
ボディ素材 | 試聴にて厳選した特殊ステンレス |
構造 | サイレントマウントテクノロジー |
直径 | 約 70 mm |
質量 | 約 240 g ( 1個 ) |
耐荷重 | 150 kg ( 1個 / 静荷重時 ) |
対応 スパイク | 先端付近の角度が110°以内のスパイク 直径or対角が最大30mmまでの平型脚 |
付属品 | フェルトシール / 取付補助工具 |
ご使用例
参照
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